近鉄電車やお魚AKB48が時空を超えて合体|作品No-0017「深海 Train」
大好きな電車・おさかな・AKB48がコラボレーション!
●売約済み
拓馬の人間関係を語る時
絶対に外せない人物に
Mさんという50過ぎの独身の男性がいます
このMさんは元々家内の仕事のお客さんなのですが
もう10年以上前から一家で
お付き合いさせてもらっています
はじめの頃は遠洋漁業の船に乗っていて
海外からバケツに入ったアイスクリームや
冷凍マグロやカツオを毎月のように送ってくれました
代わりに日本にいないので「日本シリーズ」や
「笑ってコラえて」などの番組を録画して
渡すのが拓馬の仕事でした
その後Mさんは体調を崩しまして
症状を聞くと私の心臓病とよく似ていたので
家内が私の主治医を紹介すると、やはり同じ心臓病だったのです
このあたりがキッカケで、Mさんのお母さんなどからは
「命の恩人」と思われた時期もありました
けれども決定的に拓馬とMさんが急接近したのは
拓馬が、わかば学園を卒業してインテリアの会社に
就職してからでした
その当時拓馬は、朝は家内の運転で会社まで送ってもらい
帰りはバスで玉城町役場まで一人で帰り
そこから1時間弱歩いて帰って来ていたのでした
ある日たまたまパチンコ帰りのMさんは
歩いている拓馬を見つけて
家まで送り届けてくれたのでした
その当時Mさんは、心臓病で自宅療養していましたので
毎日のように拓馬を迎えにバス停まで
来てくれるようになってしまったのです
それではあまりにもご迷惑をかけ過ぎだと
父親としては思いましたが
ご本人と直接電話でお話しすると
「いやー拓馬といると癒されるんですよ
うれしそうに笑って走ってくる拓馬がかわいくて
こちらこそ連れ回してすみません」
とのことでした
そして特筆すべきは拓馬が
Mさんと出かけたあとの「おみやげ」なのです
我が家は当時4人家族でしたが
2倍近く、8人前以上のお惣菜やお寿司
フライドチキンなどを買ってくれるのです
その当時の我が家の食費はほとんど
Mさんが払っていてくれたのでした
その後、近海の輸送船に就職したMさんは
今でも3ヶ月に1回、20日間ほど休みで帰ってくると
毎日のように拓馬に電話して買い物に行ってくれるので
その間我が家では、食材を買わないで済んでいます
また拓馬の大好きな「リニア・鉄道館」に2度も
名古屋まで連れて行ってくれましたし
近鉄新特急「しまかぜ」にも乗せてくれたりしています
そんなMさんが船の都合上今回の
「早川拓馬展」に来れなかったのですが
「拓馬の個展で俺が一番に絵を買わなきゃ誰が買う」
という連絡があったので拓馬に
「Mさんにあげたい絵はどれ?」
と、たずねるとこの「深海 Train」を選んだのでした
作風としては珍しく
電車の前面も描いた「疑似3D作品」です
これも油彩画で
サイズは12号
額装を入れた大きさは約65センチ×55センチです
※残念ながらこの作品は売約済みです
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